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香港株式市場:H株急伸で「ミニバブル」懸念浮上、

強気と警戒感が錯綜
 

新規資金の流入を背景に、香港株式市場が急ピッチの値上がりに転じている。11日には前日の米国市場の続落を無視する形で、ハンセン指数、H株指数ともに続伸し、最高値を更新。心理抵抗線とされた29000ポイント、19000ポイントをあっさり突破した。特に本土系有力銘柄についてはファンドや個人投資家による「パニック買い」の様相も見られ、H株指数は前日比5.1%急伸。この先の相場については、強気と警戒感が混在する状況。

 米国発の金融不安を受けて調整が進んだ8月17日の底値から同日までの上昇率は、ハンセン指数が43%、H株指数が75%。『香港経済日報』によると、グローバル資金の流入はこの先さらに、香港株の最高値更新の原動力となる見通しだ。BNPパリバのアジア株ストラテジストClive McDonnell氏は、「本土資金の流入や実質金利の低下で、香港市場は1994年、1996年、1999年に見られた資金主導型の騰勢を再現しつつある」とみている。

 ただ、同時に警戒感も根強く、テンプルトン・アセット・マネジメントのMark Mobius執行役員は、香港株を「フロス(Froth:ミニバブル)」と形容。ハンセン指数がこの先、30000ポイントを突破する可能性を指摘しながらも、今後の展開次第では本格的なバブルに発展する恐れがあるとし、「時期は不明ながらも必ず大きな値崩れが起きる」との見方を示した。

 このほか、外資系証券各社の中ではモルガン・スタンレー証券やメリルリンチ証券が強気派。モルガンは資金流入を理由に、本土系銘柄(H株とレッドチップを含むMSCI中国指数)にはさらに52%の上値余地があると指摘。また、メリルリンチも新規資金の流入から向こう3カ月間の相場を楽観し、「本土系銘柄の利益成長見通しを考慮すれば、現在の株価水準にさほど割高感はない」としている。

 一方、UBS証券は「短期間の急ピッチの値上がりを受け、本土系銘柄を中心に割高感が出ている」との慎重な見方。また、野村インターナショナルも現在の相場の過熱感を指摘し、短期的に調整局面を迎えると予想した。JPモルガン・チェースも同様に、短期的な調整を予測している。

◆安徽コンチと神華能源、目標株価の大幅引き上げで急伸

 ここ数日の相場騰勢、特にH株指数の勢いを支えている要因の一つには、有力銘柄の目標株価の大幅な上方修正が挙げられる。クレディ・スイス証券は10日、来年のセメント供給ひっ迫を予想し、安徽コンチセメント(0914)の目標株価を60HKドルから120HKドルへ一気に引き上げた。これにより、安徽コンチ株は翌11日に21%急騰している。

 また、UBS証券は11日、中国神華能源(1088)の目標株価を35.15HKドルから101HKドルへ3倍弱の幅で引き上げ、「買い」のレーティングを継続した。石炭価格と同社収益に対する強気見通しが理由。これにより、同社株は11日に24%急伸し、エン州煤業(1171)、中国中煤能源(1898)の同業2銘柄も、そろって前日比15%高を記録した。

 実際、証券各社による個別銘柄の評価はこのところ、かなり強気に傾いている。『明報』は一部の証券リポートにおける評価スタンスの過熱感を指摘。「証券各社も冷静さを失いつつある」とする業界関係者の見方を伝えている。


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